家族史年表

こういう時代状況やったでこういう判断をしなさったんやな~


3-2.家族史年表を作る

 

・江戸時代の終わりごろからの年表を、家族関係(イベント・エピソード)と、公関係(時代背景)とに分けて記載する。

  1. 取り寄せた戸籍から、祖先の出生・婚姻・離婚・養子・移住・没年月日などの主要な出来事

    ・系譜の内容です。そのままコピペしてください。

  2. 自身とご家族の履歴書。

    ・戸籍に載っていませんから、それぞれ書いて頂いて下さい。サンプルは、裏側が特別仕様です。特に私の場合は、一番下の「子孫に継ぐ言葉」欄は、手書きの文字で伝えるようにしています。

  3. 国内外の主要な出来事。

    ・時代背景は、読み手に理解してもらうのにとても大切です。

  4. 祖先や自分に関係する地域の主要な出来事。(自治体の統廃合・風水害など)

    ・調査の過程で是非お調べください。移住をした理由などに繋がることもあります。

  5. その他にも書きたいこと(人生のイベント・エピソード)を書き加える。

・小学生時代の文集・写真のアルバム・卒業文集・給与明細・日記などを調べる。記憶を手繰ることが出来ますが、時代を伝える資料にもなります。300年後には古文書として読まれるかもしれません。

・年代・季節・住んでいた場所・行事・流行・友達などを描写する。理解し易さにも貢献しますが、なにより文章の格調が高くなります。

・人を訪ねて話を聞く。場所を訪ねて写真を撮ってくる。

・文献・インターネット検索。


 

 

次の4項目は、年表作成と文章執筆の間に行う作業です。

 

  1. 今回設定したテーマで、設定した期限までに、どこまで書けそうなのか見当をつけて、今回これだけは必ず書くと決める。

  (そうすると逆に、次回に回すものや、次回のテーマ等が決まって来ることもあります。是非忘れないうちにメモを残してくだ 

  さい。どれだけ捨てたかが今回の作品の成否を決定します。ですから、出来るだけたくさん調べて思い出してください。恥ず

  かしい思い出も、少し入れると読み手の共感を得易くなります)

   2.決めたら、それぞれの項目に表題(仮)を付けて順番に並べ、目次・章立てを考える。

  3.目次・章立てを決めたら、とにかく書きやすそうな項目からまず書き始める。すべて書いたら推敲し、「はじめに」と「おわ

  りに」を加えて文章の完成です。

  4.年表を作って行きながら、既に写真のことが頭にあるはずです。どの写真をどこへ貼るか。だいたい決めておくとよいでしょ

  う。書くべき内容も、大体決まってきます。